手抜きはダメ!絶対!!
お世話になります、リスタートの三好です。
本日の記事は、現在建築中の新築戸建ての現場にお邪魔し、足場を解体する前の外周美装(外壁や雨樋・軒天・窓冊子等の美装工事)のお仕事をさせていただいた時の出来事です。ここからの内容は、私も長くお世話になっている工務店さんや関係業者様に関連する批判的な内容になってしまうため、記事にするか悩みました。ですが、信頼しお世話になっているからこそあえて書こうと思います。
こちらは外壁洗浄した後の画像です。







外壁に何かが付着して残っているのがおわかりいただけるでしょうか。
これらは「シール工事」といわれる外壁の目地や窓枠の繋ぎ目に防水・気密性をもたせるためゴム状の目地材(シーリング)を充填する工事の際に使用する「プライマー」(接着剤)やシーリング剤が周辺に飛散し、乾燥して固まったものです。
シール工事に限らず言えることですが、プロであれば周りに飛散することも考慮し慎重に塗るのはもちろん、場合によっては養生の徹底、または飛散した場合すぐに拭き取り汚れを残さないよう施工するのが基本だと思います。とはいえ、風が強い日などで飛散した全てを把握するのは難しい状況もあり、数カ所残ってしまうといったことは仕方ないと思います。ですが、こちらの現場では画像に写った箇所だけの話ではなく、小さいものも含めれば外壁全面に対し数十箇所にわたり付着していました。
プライマーのような接着剤やシーリング剤は一度固まってしまうと除去するのが大変になり、厚みのある場合はある程度物理的に削って残った薄い部分を接着剤はがしや除光液・シンナーなどを使って取り除く必要があり、除去できた場合であっても外壁へのダメージ(変色やツヤ落ち)に繋がるリスクが高くなります。こうなってからではいくら新築で新しいものであっても、完全に綺麗な状態に戻すことが難しくなります。すぐに拭き取るなどの対処をしていれば簡単に除去することができ、下地を痛める心配もありませんでした。
この状況を現場監督様に報告し、美装では下地を痛めかねず、また翌日には足場を解体する工程になっているため、全てを除去するための時間がとれないこともあり、これ以上は私の責任として対応はできない旨をお伝えしました。その後の対応は、シール工事を行った業者様がなさるとのことです。
私はシール職人ではないので専門的なところはわかりません。直接施工していらっしゃる現場を見ていたわけでもないので「手抜き」と決めつけるつもりはありません。ですが、状況を見る限りそう疑ってしまうことは避けられません。なにより、この状態を施主様が見たらどう感じるでしょうか。我々を信頼し、大切な「家造り」をまかされた以上、私も含め工事に関わる全ての関係業者は自分の業務に責任をもち、丁寧な施工を常に心がけなければいけないと私は思います。そして、そのことを再認識させられた出来事でした。


