空調服って涼しい?

お世話になります、リスタートの三好です。
最近は新築住宅が同じ時期に複数竣工したため、連日美装対応させていただいております。

さて、今回は「空調服の着心地」について、連日の暑さからよく仕事先でお客様などから質問される機会が増えましたので、私の使用感想を書いてみたいと思います。

結論から申しますと




「その方の使用環境や条件・期待値によって感じ方が違う」

というのが私の回答です。
まずは、現在私が使用している空調服セットをご紹介します。

バートル空調服AIRCRAFT - AC2086(ハイバックファン)

タンクトップタイプ・半袖タイプ・長袖タイプの3種から選べます。私は半袖タイプを選びました。保冷剤ポケットがあり、ファンが背中についているので首元から風がよく通ります。

接触冷感インナー上下
着るだけで冷んやりするインナーの上下セットです。空調服と組み合わせることで、冷感効果を高めています。

バートルファン+22Vバッテリー(2024年モデル)
電圧(風量調節)が4段階で切り替えができ、22VMAXにすると卓上扇風機の強くらいの風が出ます。現在は24V・28Vのバッテリーも販売されているようです。

保冷剤(CAPTAIN STAG)
ハンディタイプの小さな保冷剤です。ホームセンターで購入しました。空調服に入れて使用します。


私の使用環境では外作業も多く、直射日光が常に当たる場所やアスファルトの上での作業ですと、外気温よりもさらに5~10度近く体感温度が上がります。サウナに入っているのかと思ってしまうくらい大量の汗が出ます。このような環境下で上記でご紹介したセットを使ったとしても、体感としては「あまり効果がない」という感想です。空調服の仕組みは扇風機とまったく同じです。エアコンのように冷却機能があるわけではなく、外気を取り込んでファンから風を出し、服の中へ送り出すだけの機能です。つまり、使用場所の外気温が高ければ出てくる風は生ぬるい風程度、涼しい場所やエアコンの聞いた所であれば冷たい風が体を通ります。したがって、40度を超えるような環境下で使用する場合、服から抜ける風は「生ぬるい風」であるため「ないよりは良い」程度の効果といえます。ただし、風が常に抜けることで汗を乾かし体温を下げる効果が期待できたり、工夫次第で効果を上げることはできます。

・電圧を最大で使用する。
・冷たい保冷剤を大量に用意し、冷えなくなったら都度入れ替える。



電圧を常に最大使用することで22V以上のバッテリーであれば、かなり強い風が出ます。加えて、冷えた保冷剤を服の中に入れておくことで冷たい冷気をまとった風が首元を通り、空調服だけを使うよりも冷感効果が上がります。ただし、電圧を常に最大使用すればバッテリーは半日程度しかもちませんし、炎天下の下で保冷剤が冷えている時間はせいぜい1時間~1.5時間程度が限界です。どちらも最大限効果を発揮させたいのであれば、予備のバッテリーや大量の交換用保冷剤を用意しておく必要があります。

以上のことから、空調服を検討されていらっしゃる方がどういう環境下でどれくらいの使用時間を想定されているのかどれくらいの効果を期待しているのか、によってどこまで揃える必要があるのかが変わります。空調服だけで効果がある方、空調服+保冷剤等を組み合わせた方が効果のある方、さらに冷感インナーや予備のバッテリーなども用意した方がいい方、ケースバイケースの要素が強いのが空調服です。
年々暑さが増している今、工事現場で働いている方が着ているのが空調服というイメージが強いですが、今後は多くの場所で空調服が利用される時代も近いかもしれませんね。

以上、10年近く空調服を使用してきた率直な感想を書いてみました。
ご参考になれば幸いです。ありがとうございました。